起業や会社設立するにあたり、経営に関する本等をたくさん読まれたのではないかと思います。
経営に必要な要素は、「ヒト・モノ・カネ」だと言われています。近年はこれらに加え「情報」も必要なものとして挙げられるようになりました。
「ヒト」
社員という人材を表すことが多いです。モノを作るのも売るのも、すべてヒトが行うものですので、「ヒト」が上位にくると考えられています。社員を大切にし、働きやすい環境を整えることが必要です。
近年、労働者である若い世代の人口の減少から求人を出してもなかなか採用でない状態にあります。社会保険の加入などの福利厚生の充実は必須となってきています。
「モノ」
商品や製品のことを指すほか、開業時に揃える備品や社用車なども当てはまります。会社設立時には、本当に必要なものを揃えるようにしましょう。
「カネ」
現金のほか、株式や債券も含まれます。商品を仕入れたり、従業員に給与を支払ったりと、何をするにも、お金が多いことに越したことはありません。
「情報」
無形の資産となりますが、技術や著作権、ノウハウなど情報管理がとても重要な時代となりました。
会社設立時からこれらの要素をすべて揃えることは難しいものですが、自分が目標とする経営に近づけるよう現在の状況を見つめ直し、会社設立に向けて必要なものを見極めてみましょう。
そのためにも、明確な目標やビジョンを持つことを心掛けてみてください。