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良い税理士を見分けるポイント2018年度版②

どうも、鹿児島で会社設立のサポートをさせていただいています会社設立トータルサポート鹿児島のブログです。

 

前回は良い税理士を見分けるポイントを『相性』、『わかりやすい説明をしてくれるか』、『レンスポンスの速さ』についてお伝えしました。

今回は残りの抑えるべき3つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

 4つ目は『偉そうにしないか』です。

事務所内でも顧問先でも「先生、先生」と呼ばれる税理士の中には、言われ続けて感覚が麻痺してき、いつの間にか「自分が偉い」と勘違いしてしまう人が少なくないようです。

 

 こんな税理士に当たらないためのチェックポイントをいくつか挙げてみます。

 

例えば、顧問先の社長が税理士事務所を訪ねていった時、税理士本人が出てくるまでに5分以上待たせてしまうことがあります。

顧問先企業は税理士にとって報酬を頂いているお客様です。お客様に嫌な思いをさせる行為は顧客満足という視点が抜けている典型です。

 

 また、これまで手掛けてきた仕事や顧問先の自慢話をする人も偉そうな税理士の典型です。それよりも同業他社の話題、最新の業界情報を常に収集し、経営上のアドバイスについて話してくれる税理士の方が良いですよね。偉そうな税理士ではなく、ビジネスのサポートや成長を支えてくれる税理士とのお付き合いをしてください。

 

 

 5つ目は『業界を理解しているか』です。

税理士業界を含めどんな仕事にも業界特有の慣習やルールがあると思います。そういった同業者のクライアントを多数抱えている税理士の方が、特殊な事情などに精通しており話もスムーズに進むことが多いです。

最新の業界情報などにも詳しく単なる会計のアドバイスだけではなく、ビジネスのアドバイスなどもしてくれる方が理想といえます。

 

また、税務調査の際にも業界ごとに狙われやすいポイントがあります。

例えば、飲食店などでは、売上金の管理や材料在庫の管理、人件費についてよく徹底的に調べられます。

 

 またIT企業などでは、外注先への請求書に関する消費税の計算など気をつけなくてはなりません。

 

 最近では業界に特化した税理士事務所も多く見受けられます。もちろんどの税理士もしっかり対応はしてくれますが、業界別の税務調査対策にも詳しく、業界を理解し適切なアドバイスをくれる税理士というのは良い税理士といえます。

 

6つ目は『社長の味方になってくれるか?』です。

税務調査において、税務署と戦ってくれる税理士は良い税理士です。

そもそも戦うとはどういうことかといいますと、税務調査の際に調査官の不合理な主張に対してしっかりと反論をすることができるということです。

 

調査に入られた際、何でもかんでも調査官の言われたことにはいと言ってしまう税理士もおります。戦ってくれる税理士は戦い方を知っています。過去の判例や条文からしっかりと税務署の指摘事項に対して根拠を示しめし、不当な修正申告を防いでくれます。

 

 戦ってくれる税理士は自分の役割に信念を持っており、最大限お客様のためになるよう考えています。そういったスタンスで仕事をしている税理士を是非お探しください。

 

 

 いかがでしょうか。今回と前回で税理士が考える良い税理士のポイントをお伝えしました。これから税理士を探す方や、現在の顧問税理士はどうなんだろうとお考えの方は参考にしていただければと思います。

 

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