子供の名前同様、会社名にはとことんこだわりたいものです。
しかしながら子供の名前を付けるのと違い、会社名の命名については色々な制約があります。
〇守らなければならない4つのルール
１．会社名のどこかに「株式会社」「合同会社」など法人の種類を必ず入れる。
入れる位置は、前でも後ろでも真ん中でもどこでもいいです。ですが真ん中は聞いたことないですよね。「鹿児島株式会社経理代行センタ―」とか命名するとかえってインパクトがあって面白いかもしれません。
一般的には、前か後ろにいれます。私見としては、後ろに入れたほうが、名前のインパクトがあり、前に入れた場合少し硬いイメージになるような気がします。
中村商店株式会社
株式会社中村商店
これは、創業者の好みで決めることであり、文字の配列を見てから決めるのが一般的です。
２．使ってはいけない文字がある
使用できる文字については、制限があります。
使える文字としては、
・漢字
・ひらがな
・カタカナ
・ローマ字（大文字・小文字）
・アラビア数字（1、2、3、4、5、6、……）
・符号：「＆」（アンパサンド）、「‘」（アポストロフィ）、「.」（コンマ）、「-」（ハイフン）、「・」（中点）
符号は、文字を区切るときだけ使用することができます。また、上記以外のもの「☆」「♪」などは使用できません。
可 中村＆一光株式会社
不可 中村一光＆株式会社
３．入れてはいけない単語がある
法律上、「銀行」「信用金庫」「保険」「学校」「病院」などの業種を示すものは、これらの事業を行わない会社による使用を禁止しています。
これは、例えば学校ではないのに、「学校」という文字を使用することにより、一般人に誤解を招かせないようにするためです。
４．有名企業の名前は使えない
一般の人が誤解することや、会社名だけでその会社のイメージができてしまうので使えません。有名企業は、商標登録を行っているので、誤って使ってしまった場合でも損害賠償請求をされてしまいます。
ＳＯＮＹ中村株式会社
